六、喪中の年頭状

一、謹啓、時下皆々様御揃いいよいよ御清穆大慶至極に存じ上げます。さて年頭の御祝詞申し上げますはずのところ、服喪中(ふくもちゅう)でございますので、わざと差し控えます。   敬具。

(註)喪中の年頭状(年賀状とはいえない)は暮の二十日頃までに相手に到着するように出すべきである。相手が年賀状を出してしまったあとへ着いたのでは、また挨拶状を書かせることになるし、場合によっては元旦早々「喪中」の文字を見て気持わるく思う人もあろう。誰の喪中かということを明らかにした方が自他共に感慨が深い。

二、服喪中につき御年賀の礼を御遠慮申し上げます。

三、喪中につき年末年始の御祝詞御遠慮申し上げます。

四、亡父(母)の喪に服して居りますので新年の御挨拶御遠慮申し上げました。

五、喪中につき勝手ながら年末年始の礼を欠かさせて戴きます。

六、寒中御見舞申し上げます。
叔父の喪に服しおり年頭欠礼の段平に御容赦のほど願い上げます。

七、(喪中の人へ)御喪中とも存ぜず賀状など差し上げまして申訳ございません。おさびしく入らっしやいますことと存じ上げます。どうぞ皆々様御自愛一層に祈り上げます。

八、(婦人用)新春の御祝詞申し上ぐべきところでございますが、喪に服して居りますので御遠慮申し上げます。悪しからずおゆるしのほどをお願い致します。なお本年も相変りませず御厚誼に預かりとう存じ上げます。先ずは御挨拶のみ申し上げます。かしこ。

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