四、婦人の年賀の手紙

一、明けましておめでとうございます。

皆々様にはお揃いにて御機嫌うるわしゆうこのよき年をお迎え遊ばしましたことと御寿ぎ申し上げます。私共一同、お蔭様にて元気に年を迎えましたから何卒御心安うおぼしめし下さいませ。先ずは初春のお喜びまで。 めでたくかしこ

二、空も風も昨日と変っていない筈ですのに、一夜明けたらなんとすばらしく生きいきとした命を感じるではございませんか。御宅の皆々様にもうるわしく新玉の春をむかえられて、いよいよ御幸福に御めでたくいらせられることと思います。

ひいては私どもまでが仕合せなような気がみちみちてまいります。今年も相変りませず。まずは新年の御よろこびを申し上げます。

婦人の年賀状について。「簡単な年賀状」の、文例九、十、十一をのぞいた他のものは何れも婦人が用いてもよろしい。「最も簡単な年賀状」の「賀正」以下全部婦人用としてふさわしくない。「巻紙に書く年賀状」の文例一、三、は何れもそのまま婦人用に廻しても結構である。

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