病気見舞い

友人の病気を見舞う

 御無沙汰をお詑び申し上げます。昨日会社へ電話いたしましたところ、御病気で御欠勤の由拝承、驚いてしまいました。平素頑健を胯る貴兄が病気だなどとは信じられませんが、どんな御様子かとまことに心がかりです。早速にお伺い致さればなりませんが、ここ一両日は決算にて徹夜もやり兼ねない状態ですから何卒おゆるし願います。しめくくりがつき次第お伺い致します。取りあえずお見舞申し上げます。

友へ病気見舞(婦人用)

 今年も山吹が咲き出しました。後鳥羽院の「わびぬれば過ぐる月日は知らねども春や暮れぬる岸の山吹」が思い出されます。ずっとおやすみになったままなのでしょうか。こちらからおたずねしなければと思いながら、その日に追われて失礼ばかりしております。どうぞお大切に。時にはお歌でもお見せ下さいませよ。月末までには必ず参上、つもるお話申し上げたいと存じております。

まずは一筆お見舞まで。

友人の病気に

 今日見舞に行こうと思って、かねて話のあった病院の方に電話をかけてみたら、入院はしていないとのこと。先ず少しは安心したが、手術後の経過はどうですか。僕の親戚の者もあの病院で手術を受けたが、大変経過がよかった。かなり評判のいいところだ。毎日通うのでもあるまいが、とにかく無理をしないようにし給え。四五日中にちょっとお見舞に行くつもり。とりあえず葉書を出しておく。

 今晩の会は君がいないと大いに淋しいだろう。
会の模様はいずれ知らせる。

元気は少しも変わらない(上記の返事)

 お見舞ありがとう。今度の会には是非行きたいと思っていたんだが残念だ。入院の覚悟はしていたのに、痔の手術なんて実際にぶつかってみると造作のないもんだね。今は多少の痛みが残っているだけのこと。元気は平常と少しも変りはない。御来訪を待つ。なるべく午後早々の方が僕には都合がいい。

 令妹によろしく。右御礼かたがた。

病人の家族へ見舞

 拝啓 御父上様には腎臓にて長らく御困臥の由、御一同様さぞかし御憂慮の御事とお察しいたします。実は本日加藤君よりその由を聞き、知らぬこととはいいながら御見舞にも参らず申訳のない次第です。追々御快方とは存じますが、長わずらいとなりがちのものですから、この上ながら御注意、御加養、一日も早く御全快のほど心からお祈りしております。ほんの御見舞のしるしまでに銀座うさぎ屋に託し御菓子一折御送りいたしました。御病人様に御差支えの節は御見舞の方々へのお茶菓子にでもお使い下されば幸甚に存じます。皆々様にも御看護のお疲れのないように祈っております。敬具

長患いの老婦人へ見舞

 拝啓 長らくの御病臥、定めし飽きあきなされたこととお察しいたします。日一日と御快方のこととは存じますが、暑さの折から一段の御用心をなさいませ。これを好機と申しては失礼かも知れませんが、すず風が立ちましたら、今度こそいよいよ思い切って根本的の手術をお受けになりましてはいかがですか。この数年来毎年夏から秋にかけてのお悩みは、伺うだに心が痛みます。追々御老齢でもあり、一年一年と見送っておられましては手術に堪えないことになっては取り返しがつきません。梅子さんからのおたよりでは、お医者さんも今なら大丈夫といっています由、私からも是非お勧めいたします。病気は一に養生、二に看護、三に薬と申しますが、あなた様にとっては一に手術というところでしょう。それまではお手当は十分なさいましても、何よりもお心を平静にお持ちにならねばなりません。くれぐれもどうぞ御大切に。敬具

病気見舞の類句

○承りますれば御妹様には急性肺炎にて御入院の由まことに驚き入りました 
○その後御病人様の御様子はいかがでございましょうか。寒さのきびしい折柄とてお案じ申し上げております
○御病人の御様子をおしのびし、また御看護に寝食をお忘れになっていらっしゃるあなた様のお姿を思うにつけて 
○昨日御地の杉浦ゆみ子さんにお目にかかりましたら。あなた様には御病気にてお勤めの方もお休みになり、長くお引きこもりの由それでも御経過はよい方と承り、なによりのこととお喜び申し上げ、一日右早く御全快あそばすようお祈りいたしております 
○日頃御丈夫な御主人様のこととて御全快もひときわお早いこととは存じますが 
○あまりお心遣いがすぎてお疲れが出ませんように 
○承りますればXX様にはこの頃急に御発病遊ばされ 
○御入院御加養中の由 
○その後の御経過如何にわたらせられますか 
○お熱が高いそうで御案じ申しております
○病気には勝てませんから、どうか御気永く御療養遊ばしますよう 
○御看護の方々の御心労お察し申しあげます 
○御病気って伺っても、あの健康体の貴女にまさか、とうたぐっていましたが
○何分にも時候の悪い折柄御大切になすって下さい 
○心にかかりながらまだお見舞にもあがれませんが 
○どうか一日も一刻も早く御快方を心からお祈りして止みません 
○日頃御壮健の御事ゆえ、日ならず御全快遊ばすことと拝します 
○お気持朗らかに 
○此程来御病臥の由承わり驚き入りました 
○俗にも病気は気からと申しますから 
○どこまでも気でもって勝たねばなりません
○小生病気につき御配慮を煩わし恐縮次第もございません 
○食慾もいささか出てまいりましたので
○日ならず全快のこととひたすら養生専一に努めておりますれば 
○何しろ手術は初めてのことで、それに生来の小心者とて、あらぬ不安に駆られましたが
○さきの取越苦労がお恥ずかしくなるほど回復は順調でございます 
○病中ゆえ代筆にて失礼いたします 
○離床(床上げ)も近いうちと存ぜられます 
○いろいろお力添え下さいまして有難うございました 
○とんだ御心配をおかけいたしまして 
○一日も早く全快してお目に掛かれる日を楽しみにしております

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